writer : techinsight

第ニの“のりピー”?宮﨑あおいは夫婦関係を維持できるか?

これでもかというくらい“良きママドル女優”というイメージを粉砕してくれた女優の酒井法子容疑者(38)。しかし、彼女だって最初からここまで裏表のある女性ではなかったはずだ。過去の栄光による「国民的支持」が何かのきっかけで、一気に「嫌悪の対象」になってしまう。彼女はその恐ろしさを身をもって表わした。崩壊の原因が夫にあるとしたら・・・・。“結婚”によって酒井の轍(てつ)を踏みそうな人気絶頂の女優がいる。

レイブパーティでハイになってDJをする姿や、奄美大島滞在中にはホテルのタオルを一週間も換えさせなかった不潔ぶり、(帰った後、掃除が大変だったらしい。)実は愛喫煙。清純派が聞いて呆れる実態の酒井法子。しかしアイドル時代には、交通事故で亡くした父親の葬儀の後に、ご近所に手書きの色紙を持って騒ぎを詫びて回ったり、キチンと時間通りに仕事に出勤したりと、まじめに頑張ってきた面もある。所属事務所の社長があれだけ親身になるのは、長いこと事務所に貢献してきたからだ

酒井はある大物脚本家との恋愛に失敗。その失恋のレッテルを払拭するかの様に今回の事件の発端になった夫と結婚した。堀ちえみしかり、破局後に一般人と結婚するアイドルや女優は多い。
そこまではよくある話なのだが、酒井は少々遊び人のこの夫を一生懸命に愛し、家族を守ろうと必死だった。その努力が実って主婦層からの支持も厚く、もたらされる収入は店が経営難の夫を助け、経済的にも支えになっていたのだろう。

しかし、もともとその素質があるのか分からないのに、完璧に仕事をこなし、いい母で、いい妻を演じるのは大変な事だ。どこかで息を抜かなければやってられない。もともと酒井法子は、ファンや大衆の作り上げた清純イメージが強いアイドルで、自由奔放な本来の性格をずっと封印させられてきた。サーフィン、クラブDJなど、楽しいリゾートに強い夫と結婚したのも、息抜きで窮屈な生活から解放されたかったからではないのか。

お互いの供述も食い違い、今では麻薬を通じてしか夫婦の絆がなかった様に見えるが、夫が浮気したり店がつぶれたりした時点で酒井が離婚しなかったのは、彼女が「夫婦の形」にこだわっていたからで、夫を追及すれば家庭が壊れる。家庭が壊れるぐらいなら自分も夫に傾倒して、夫の世界の人間になればいい。そう思ったのではないか。子供をつれた家族旅行で薬物を吸引してハイになり、つらい現実を忘れ、せめて見てくれだけでも家族を守りたかった。あくまで想像ではあるが、両親が不仲だった酒井の生い立ちを考えると少なからずそんな理由はあるはずだ。

そんな、「夫婦の形」にこだわる女優がもう一人いる。夫の俳優・高岡蒼甫が、10代の新人女優と「手つなぎ愛」を報じられ、離婚のウワサなど一連の騒動を引き起こした、国民的女優の宮﨑あおいだ。彼女の優等生ぶりと、ダメ夫・高岡との関係が、酒井夫婦に似ていて、現にヤンチャな高岡を宮﨑はどこまでも許している。高岡はその後、宮﨑に土下座し騒動を詫びたというが、なんせ遊び人でモテる高岡。そう簡単に浮気のビョーキが治るとも思えない。今後も何かやりそうな高岡と忙しい宮﨑あおい。上手に夫婦関係を維持するのは至難の業だ。宮﨑は、酒井同様、一途で一生懸命な分、もともとワルのニオイのする高岡に感化されていく可能性は否定できない。のんびり梅酒を飲むCMや、ネコやあひるが踊りだす保険のCMで、屈託の無い笑顔を振りまく宮﨑あおい。その笑顔に影が差す日も近いのではないか。
(TechinsightJapan編集部 空野ひこうき)