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イチローに習う積み重ね

シアトルマリナーズのイチロー外野手は、日本時間9月10日に行われたエンゼルス戦で1安打を放ち、これで9年連続200本安打まであと4本と迫った。ここまでヒットを積み重ねてきたイチローの生き方には我々も習うべきものがある。

イチローは三回の第2打席にライト前ヒットを放ち、この日は五打数1安打の成績に終わったものの、これで200本安打まで残り4本となった。9年連続200本安打という偉業が待ち構えている中、確実にその差を縮めている。もはや秒読み段階に入ったとも言える200本安打。ここからのイチローの快進撃はあるか?

イチローの性格からすると、200本安打を意識する以上にチームに貢献する1本を打つ。そこだけ集中しているからこそ、ここまで安打数を積み上げてこられたのだろう。目の前の事から確実に処理をし、その結果積み重ねたものがあるという点は人生にも似ている。イチローの野球人生には、我々他業者も自身を見つめ直すべきだと思わされる部分がある。それがイチローの人気の秘密であるのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 林裕之)