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9月11日付けの時事ドットコムによると、巨人はグライシンガー投手を出場選手登録から抹消した。シーズン終盤からクライマックス・シリーズにかけて、今以上の好投を見せろという首脳陣の期待がかけられる。
今回の登録抹消について原監督は前向きな発言をしている。現在グライシンガーは13勝5敗と、勝ち負けだけを見れば一人で8つの貯金を稼いでいる計算となる。今月21日には再登録が可能となっており、2位の中日戦に照準を合わせる格好だ。やはり首脳陣はグライシンガーを投手陣の軸と考えているということか。
もはや首位を独走状態の巨人にとって、この選択は正しいのではないだろうか。勝ち星を稼いでいるとはいえ、各試合での投球内容が本来の調子からすればイマイチである事は首脳陣もわかっているはず。それならば余裕のある今、休養をとらせて大詰めとなるシーズン終盤、クライマックス・シリーズ、そして日本シリーズで確実な仕事をしてもらおうというところだろう。
(TechinsightJapan編集部 林裕之)