米国発!Breaking News

writer : techinsight

【米国発!Breaking News】「子供が18歳になるまでの養育費は29万ドル」

米農務省が発表した養育費に関する年次報告によると、2008年に生まれた子供が18歳になるまでの養育費は$29,1570かかると予測され、昨年よりも高い結果が出た。

農務省は1960年から養育費に関する報告を始めており、約50年前に予測された養育費は$2,5300で、現代の10分の1にも満たなかった。昨年報告された2007年に生まれた子供の18歳までの養育費は$26,9040で、今回は約$3,000も増加したことになる。

養育費の見積もりには衣、食、住と他の必需品が対象となり、出生児の医療費と大学への学費は含まれていない。計算された養育費の内訳は主に住居が30%、食品、教育がそれぞれ16%という数字が出ている。

中間所得層で両親が揃っている家族が費やす育児の年間費用は$1,1610 〜1,3480の範囲であることがわかった。地域別ではアメリカ北東部が最も費用が高く、西部と中西部がそれに続いている。養育費は地方へ進むほど低くなり、また南部の都市が最も低い地域となっている。
(TechinsightJapan編集部 村居唯衣)