イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】タランティーノ監督は、やはりソフィア・コッポラの子が欲しかった。

人間としての円熟味が増すことで、より優れた作品を世に放つようになるのが芸術の世界。いくつになっても才能あふれる映画監督にはメガホンを取って頂きたいものである。だが『パルプ・フィクション』、『キル・ビル』などで知られる、映画監督であり脚本家のクウェンティン・タランティーノが、家庭生活にあこがれ、60歳で引退を考えていることを明らかにした。

タランティーノ監督は、主演のブラッド・ピットやダイアン・クルーガーらとともに、『Inglourious Basterds(原題)』のプロモーション活動でこのところ忙しい。

現在46歳だという監督は、過去にはキャシー・グリフィンやソフィア・コッポラなどと恋愛関係にあったが、独身を通しており最近は恋の噂も立たない。そのことについて彼は、英『TIMES』にこのように答えている。

「5年前くらいに、ものすごく自分の子が欲しいと思った時期があったんだ。もちろん今も子供の父親になるということには憧れているけれど、あの頃ほどの熱い思いはもうないな。」

5年前というと2004年の夏。『ロスト・イン・トランスレーション』によりアカデミー賞の脚本賞に輝いた美人映画監督、ソフィア・コッポラ(38)と彼がまさに交際していた時期である。コッポラ・ファミリーの強力な遺伝子を継ぐ我が子が生まれたらと思うと、タランティーノ監督は楽しみでならなかったはずだ。

「60歳で引退したいよ。もう映画作りはたくさんだろう。その後は小説家になり、映画評論もしたい。そしてその頃には、是非とも家族とともに暮らしている自分でありたいよ。この先3年くらいには、自分の将来が見えてくるような気がするね。」

ところでこの『Inglourious Basterds』は日本では今月21日に公開となる。ブラピが演じるレイン中尉が率いるユダヤ系アメリカ兵士らが、ナチスを倒すべく立ち向かうというストーリーだ。第2次世界大戦中、ナチスドイツに占領されていたフランスを舞台に繰り広げられる数々の暴力シーンは、タランティーノ監督の味がたっぷりと出ていると評判になっている。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)