私生活の方では、昨年から色々とお騒がせが続いているマドンナであるが、コンサート『Sticky＆Sweet』は世界各地で満員御礼、絶好調だと思われていた。だが、そんなマドンナに興味を示さない国民も、どうやらいたようだ。

マドンナ（50）はこの度、8月20日にスロベニアの首都リュブリャナの『Hippodrome』で予定されていた公演のキャンセルを発表し、細過ぎる最近のマドンナに体調不良の声まで上がった。

だが『E! News』によると、今回のコンサートの企画会社であるLive Nation社は、その理由を “チケット流通経路での予期せぬ事態” と表現しており、チケットの売れ行きが不振なのではないかと囁かれた。

スロベキアのメディアは楽しみにしているファンらを無視しているとカンカンであるが、ほどなく、63000人収容できるその会場に対し、チケットが7000枚しか売れていなかったという情報が登場した。

首都の人口が30万人にも満たない、大変こじんまりした国であるスロベニア。しかもローマ・カトリック信者が殆どである。近年、十字架を用いての過激なパフォーマンスが原因で、カトリック信者からは “神を冒涜している” とさんざん批判されてきたマドンナ。そんなミュージシャンが63000人の会場を埋め尽くせるはずはないと、見込み違いを指摘する筋もある。

Live Nation社の広報担当者は、そうした売れ行き不振説を完全に否定したが、真実も語らない。こういう場合は“熱狂的な男性ファンによる危険なストーカー予告があった”とでも言っておけばよいのであろうが、マドンナではなぁ…。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）