ラスベガスの楽しみは、カシノやセクシー・ショーだけではない。サーカス系の美しいショー、イリュージョンやマジック、コンサート、世界の有名人ソックリさんショーと毎日飽きることがない。そのような中、マジックに登場している白い大きなトラが脱走するという事件が起きた。
30日夜9時ごろ、公道に大きな獣がウロウロしているという付近住民からの通報を受け、地元警察官が駆け付けたところ、サーカスに出ている白いトラを発見した。
メトロ署警部補のレス・レイン氏は、そのトラは「フェルナンド・ブラザーズ・マジック・アクト」がショー用に飼っているもので、捕獲後は無事に檻に返し、オーナーに厳重注意したことを述べている。
場所はドレル・レーンというところで、ラスベガスの有名ホテルが立ち並ぶ “ストリップ(ラス・ベガス・ブルバード)” から20数キロも北西に離れていることが幸いしてか、けが人などは全く出ていないという。
ところで、ラスベガスは大人が遊ぶ場所というイメージを持っておられる方も多いが、決してそのようなことはない。旅行先として、特に優れていると感じる点を並べてみると…。
1. 空港からホテルまでが近い。
2. DEUCEというバスを利用し、好きなだけ乗り降りしながら、ストリップ地区のホテルのショーを巡り歩く。サーカスやマジックは幼い子供たちにも大人気。
3. どこのホテルにも大きなプールがあり、気温が高いため朝から夕方まで楽しめる。
4. 大きなアウトレットがタクシーですぐ。
5. 食事については、各ホテルで工夫している人気のバフェイ(Buffet)、各種レストラン、コンビニ、なんでもアリ。宿泊先ではないホテルにも、自由な雰囲気で出入りできる。
ただしお子様連れの場合これだけはお気をつけて…と思うのは、とにかくどこのホテルも1階はギャンブルの場であり、スロット・マシンなどに子供が手をかけたりウロウロしていると、必ずスタッフから注意される。
よってヘタにカシノを横切ったりせず、通路を歩く方が無難。ハイローラーのための特別なテーブルが目に入るが、そこ座るのは中国人ばかりということにも感心してしまうはずである。もっとも、あまりキョロキョロしていると迷子が心配、ホテルも巨大なのでくれぐれもご注意を…。
そして何より、せっかくラスベガスへ出かけたら、グランド・キャニオンに是非とも足を延ばして頂きたいと心から思う。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)