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新型インフルエンザ、ペナントレースにも影響か

8月21日付けのデイリースポーツによると、日本ハムはチーム内での新型インフルエンザの集団感染が試合にも大きく響いたとしている。ここにきて日本だけではなく世界でも猛威を振るい始めた新型インフルエンザは、球界にも大きな影響を及ぼすところとなった。

新型インフルエンザが猛威を振るう中、プロ野球界も人事ではなくなっている。日本ハムの選手・コーチらが集団感染した影響は、代打のような勝負どころでの采配に大きく響く。高校球児も感染したがために夢の甲子園で欠場する選手も出ている今回の騒動。今後のペナントレースにどれほどの影響を及ぼすのか、球界関係者としては気が気ではないだろう。

人が集まる所ではどうしても感染しやすいため、一時期のようにジェット風船の自粛も球場によっては再開される可能性もある。
ただ、根本としてやはりこのまま感染が広まるようであれば、ペナントレースの一時中止も検討しなければいけないのではないか。数千人から多ければ数万人が観戦に訪れるプロ野球だけに、一度感染してしまった場合の被害は大きなものになるのは目に見えるというもの。猛威を振るう新型インフルエンザが、もしかするとペナントレースの行方にも影響する事になるかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 林裕之)