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野村監督、ぼやきよりも勝利を。

現在リーグ4位と奮わない楽天ゴールデンイーグルス。当然野村監督のぼやきも止まらないわけだが、ついにファンも現状に愛想を尽かしそうになっている。

楽天はシーズン序盤こそ快調に首位を走っていたものの、その後はズルズルと落ちて行き、気がつけば8月10日の段階でリーグ4位。今の状態が続くようではAクラス入りすら危い状況だ。チームがそんな状態だから、当然野村監督のぼやきも止まらない。ただ、そのぼやきに対してファンの目も段々と冷めたものになってきている。

ファンが求めているのは監督のぼやきではない。マスコミが面白おかしく書き立てるせいで、まるでそれが楽天のメイン部分のように見えるが、ファンへの最高のプレゼントはいいプレーであり、勝利である。一部では、「ぼやくのもいいけど、それが何年も変わらないと監督のやり方に疑問を持つ」という声さえある。野村監督が楽天にやって来て今シーズンで4年目。その間、野村監督の言う「野球を理解していない」選手に対して、毎回同じようにぼやくのではなく、どのような指導を行ってきたのかが疑問視されているというわけだ。
確かにどんなものにも才能の差はあるかもしれない。

楽天は確実に力は付けてきている。あとはフロントと、それ以上にファンがどこまで我慢できるか? チームのAクラス入りだけではなく、野村監督の来季についても黄信号が灯っている。
(TechinsightJapan編集部 林裕之)