writer : techinsight

ダイハツのカワイイ軽、「ココア」誕生 

ダイハツは8月17日より新型軽乗用車「ミラ ココア」を発売した。昨年からの不況で販売車種の削減を行った同社であるが、ここへ来て消滅させることとなったモデルの後継ともとれる、新たな車種投入で需要拡大を狙う。 

昨年からの不況のあおりを受けて、ダイハツはラインナップの削減による効率化を目指し、それにより「ムーブ ラテ」というモデルが消滅した。また、「ミラ ジーノ」も任期を全うして生産が終了したが後継モデルの発表は無かった。ムーブ この二つに共通するのは丸みを帯びたデザインで「かわいらしさ」を前面に押し出していた点である。

ミラ ココアはデザイン的にはそれらの後継といってもよく「愛着がわき、お出かけが楽しくなるデザイン」がコンセプトである。

プラットフォームはムーブやミラとの共有ではなく新たに開発されたもので走行性能、安全性能に優れ、もちろん環境性能も申し分なく「環境対応車普及促進対策費補助金(エコカー補助金)」に適合している。

新しい装備として、バックにギヤを入れると、ルームミラーがバックカメラとなり、車庫入れ時などに後方画像を表示してサポートするバックモニター内蔵ルームミラー国内初採用(ココアプラスG。ココアXには、バックモニターパックとしてメーカーオプション)したり、暗くなると自動で点灯するオートライトの採用など嬉しい装備も揃っている。

カラーバリエーションは9色と最近、縮小傾向にあるカラーバリエーションであるが選ぶ楽しさを与えてくれる。

国内月販台数は3,000台を目標にしている。

(TechinsightJapan編集部 ”自動車魂世界一”car journalist 木下)