デミ・ムーアの若き夫で、『守護神』や『ベガスの恋に勝つルール』で日本でも知名度がぐっとアップした、俳優のアシュトン・カッチャー。彼が先日、新作の撮影でバハマに向かったが、現地で鼓膜が破れるというアクシデントに見舞われ、入院していたことが分かった。
共演者のキャサリン・ハイグルらとともに、アクション・コメディである新作『Five Killers(原題)』の撮影で、バハマの首都ナッソーに向かったアシュトンであったが、ある時からひどい頭痛を周囲に訴えていたという。
少し休憩をもらった彼について、心配した撮影クルーが彼に近寄ると、耳の中に血が確認されたため、急いで病院に行くよう促した。
連絡を受けた妻デミ・ムーアも急いで夫のベッド脇に駆けつけたが、すでにアシュトンはドクターによる診察と治療を終えており、「やあハニー!オレは大丈夫だよ。楽しいからパーティに参加しない?」と声をかけたそうだ。
アシュトンはベッドを取り囲んでいる医師や看護師、そして付き添ったクルーを相手に、相も変わらずご機嫌な冗談を飛ばし続け、その元気な様子にはデミもひと安心したという。
バハマ・ロケの後はジョージア州へ移動してのロケ、もう飛行機に乗っても大丈夫と医師らに告げられたアシュトンは、遅れを取り戻そうと、その後は毎日精力的に撮影に臨んでいる。
アシュトンの鼓膜が破れた原因については、はっきりとしたところは分かっていないようであるが、大人になってから鼓膜が破れる原因といえば、やはり爆音、突然の風圧、そしてやはりフライト中の気圧の変化であろうか。
実は私の友人にひとり、空の旅で鼓膜が破れた経験者がいる。側頭部にクギを刺し込まれたような痛みに顔を歪ませ、到着した空港から病院に直行し、聴力が完全に回復するにはずいぶん日数がかかったと語っていた。
何十回と利用してきた飛行機だが、たまたまその時だけはひどい鼻風邪を引いていたと彼は言う。これからまさに夏の旅行シーズン、飛行機をご利用される方も多いと思う。体調管理はもちろんだが、どうか “通った鼻” でご搭乗され、お子様連れの方は、専用の耳栓も市販されているので、是非ともご検討を!
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)