イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】親友エリザベス・テイラー、弔辞依頼を受けるもM・ジャクソンの葬儀出席を断る。

故マイケル・ジャクソンの葬儀を目前にし、LA国際空港および米国西海岸の近隣空港には、熱狂的なファンを乗せた飛行機が、続々と到着を済ませている。ロス市警は葬儀会場周囲の完全ガードを約束しているが、それでもパニックが起きる可能性は十分。マイケルの親友、エリザベス・テイラーは葬儀への出席を断ったようだ。

最近は、親友というより心の友であったという女優エリザベス・テイラー。すでに77歳で様々な病気を抱え、車イス生活である。彼女はマイケルの死に言葉を失い、大変打ちひしがれてしまっていたが、彼の葬儀への案内状を受け取るも出席を断っていたことを “Twitter” に綴った。

本人がキーボードを打ったか、側近が代行したかは不明であるが、綴られている内容によると、出席を断った理由は、交通もマヒ、パニックと化すであろうダウンタウンに出かけることへの不安、弔辞を依頼されたがスムーズに読める自信がない、二人の心のつながりを、わざわざ言葉にして万人に聞かせることではない、心静かに祈りを捧げたいということのようだ。

ところでLAPD副署長のジム・マクドネル氏は、メディアを通じ、葬儀会場「LAステープルズ・センター」および「ノキア・シアター」への入場券を入手できなかった人々は、自宅のTVやインターネットなどでその様子を見るよう、くれぐれも現場に来ないよう幾度も呼びかけ、LAPDとしても警察官出動の費用をできるだけ削減しなければならない現状を訴えている。

会場から半径数百メートルの範囲をしっかりガードするというのは、内側の人々を考えれば十分な対策であろう。だが今回は “堤防の外側” こそ予測不可能、大地震の津波を恐れる状況に似ている。

怒涛のごとく押し寄せる熱狂的なファンの群れに、堤防が一瞬、一部分でも決壊することがあれば、あっという間に揉み合いとなる可能性を秘めており、マイケルの安らかな眠りのためにも、ファンらの冷静な判断と理性ある行動が強く望まれるところである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)