米国発!Breaking News

writer : testjournalist

【米国発!Breaking News】「チャリティのためだから」・・強い気持が維持できるダイエット。

アリゾナ州サプライズ(Surprise)では、チャリティにからめた新たなダイエット法が広がりを見せつつある。ダイエット法といっても、制限すべき食品や、続けなくてはならない運動が定められているわけではない。これは、ついつい怠けそうになる気持にアプローチするダイエットだからだ。

法則はとてもシンプル。1ポンド(約454g)体重が減るたびに、同じだけの食料品をフードバンクに寄付する。それだけだ。ヨガをしても、まったくしなかったとしても・・・バナナを食べようが、食べまいが・・・それで法則から外れることはない。

なお「フードバンク」とは、食品を取り扱う企業や一般家庭から、消費期限などの安全上の問題がなくても廃棄せざるをえない食品の寄付を受け、無償で人や団体に提供する活動をさす。福祉団体・生活弱者支援のボランティア活動として1960年代にアメリカで始まり、日本でも2000年頃から活動が行なわれるようになった。

誰かのために何かをするのと、自分ひとりのために同じことをするのとでは、気持の入り方に大きな差がある。面倒なことに取りかかろうとしたとたんに本当はどうでもいい買い物の用事を思い出したり、急に掃除がしたくなったりした経験は、だれにでもあるのではないだろうか? だが、もし誰かが待っているのだとしたら、後回しにするわけにはいかない。

この法則では、体重が減らないかぎりは寄付ができないところがミソのようである。喜ぶ顔が見たいのか、市民の義務感からかはわからないが、とにかく寄付はしたい。が、それにはまず体重を減らさなければならない・・・

一度この道筋にのってしまうと、ダイエット(=寄付)の優先順位はぐんと高くなり、一定の成果を上げるまではむしろ立ち止まることが難しくなるものらしい。

この取り組みは初め、1人が個人的に実践していたものだが、今では興味を抱いた約20人のグループが形成されている。彼らは2週間に一度ミーティングを開き、ダイエットに関する情報交換を行なうとともに、各人の体重をチェックしているという。
(TechinsightJapan編集部 田中箇)