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社員のPC操作をリモート監視 PC利用監視ソフト「Desktop Scout(デスクトップ・スカウト) 5

不正防止のため、社員のPC操作ログを記録している会社が増えているが、蓄積したログはインシデント(情報漏えい事故)の発生時でもなければ解析されないことが多い。そこで直接社員のPC操作をリモート監視し、業務に関係ないサイトを見ている社員がいたら、同じくリモートで警告を発するという方法が効果的である。そんなPC利用監視ソフトが「Desktop Scout(デスクトップ・スカウト) 5」だ。

「Desktop Scout」は、PC上で使用したアプリケーション、アクセスしたウェブサイト、ファイルの作成やコピー、PC画面のスクリーンショットなどを記録できるほか、リモートでの監視・操作、警告の表示など様々な監視行動をサーバを一切必要とせずに行うことができる、多機能で導入しやすいソフトとなっている。

現在、企業において大きな問題となっている情報漏えいは、アクセスログの蓄積、メールアーカイブソリューションの導入、USBメモリの使用制限など、多段構成で対策を練っていく必要がある。

「Desktop Scout」は、直接社員監視という非常手段に出ることで、威嚇効果を与えることのメリットは大きいだろう。

反面、この種のソフト導入は、職場の雰囲気を険悪にするおそれがあり、導入に当たっては十分な社員の理解を得られるよう細心の配慮を行うべきだろう。

製品提供価格は次のとおりだ。
1エージェント版/ 5,996円(税込)
2エージェント版/11,550円(税込)

対応OSは、Windows XPおよびWindows Vistaとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)