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3Dバーチャル同窓会サービス「どこどう」の予約受付開始

インターネット上におけるバーチャル同窓会というものは、90年代からサービス提供している「ゆびとま」や、Yahoo!やGoogleのグループ機能を利用したものや、mixi、GREEなどのSNSにおけるコミュニティなどがある。
しかし、それらはキャラクタ(文字)ベースのコミュニケーションであり、リアルさにおいて今ひとつの感があった。

今般、3Dを活用した文化財関連事業を展開している株式会社セビアスが、バーチャルなコミュニケーション空間を提供する、3D同窓会サービス「どこどう」の専用サイトを2009年7月10日にオープンし、同時にサービスの予約受付を開始した。

3D同窓会サービス「どこどう」は3Di株式会社の製品である「3Di OpenSim」を利用した3D仮想空間内での空間時間貸しサービスであり、同窓会はもちろん、各種会議などといったバーチャルなコミュニケーションの場として提供される。

また、提供される仮想空間は、オープンなものではなく、参加メンバーのためだけに専用で用意されるため、知り合いの方だけで安心してコミュニケーションをとることが可能となっている。

同窓会を盛り上げるオプションとして、写真や音楽を再生する機能の提供や、セビアスの写真解析を利用し、思い出の品を3D化して空間に取り込み、表示することなどが可能となっており、オリジナルの演出を容易に実現できる。

同窓会に限らず、各種サークルや会社のOB会などでも使えそうな、楽しいサービスである。

サービス提供開始は、8月1日からとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)