スターティア株式会社は、7月1日よりIPフォンレンタルサービス『Digit@link(デジタリンク)マネージドテレフォニー』の提供を開始した。
主装置を設置することなく、社内LANに接続するだけで使用することができるSaaS型のIPフォンである。

ユーザーは『マネージドテレフォニー』の導入により、ビジネスフォンの初期導入費用を安価に抑えることができ、電話機はレンタルにて提供されるため、リース契約よりも短期間での利用が可能となる。

各種プロジェクトチームの現地派遣オフィスや、社内のプロジェクトルームを設置するような場合、従来の電話網とIP網であれば、それぞれ別個に設置し、機器を接続する必要があったが、マネージドテレフォニーならば、IPネットワーク網さえ敷設してしまえば、電話機を接続するだけで、ただちに使うことができ、撤収も容易である。

既存の電話番号をそのまま使用することができ、保留も転送も自由に行えるため、使い勝手は専用電話となんら変わることはない。

スターティアでは本サービスのターゲットとしてリースでの設備導入が難しい新設法人や、移転の多い企業、レイアウト変更が多いオフィスなどを中心に拡販を行っていくとしている。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）