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巨人失速? 最下位横浜にも敗れる。

7月20日に横浜スタジアムで行われた横浜-巨人で、巨人は7-1と最下位横浜に完敗してしまった。ここにきて5位阪神と最下位横浜に負けた巨人からは、ここまでの勢いは感じられない。

先日の阪神3連戦は最低でも勝ち越せると首脳陣は計算していただろう。まさかの負け越しに、その勢いのなさそのままヤクルトに挑んだ姿が今日の負けだ。先発・東野が5回5失点と崩れ、打線はわずか1得点を挙げるのがやっとの状態。これで巨人は19日の阪神戦から18回でたったの1点しか取れていない事になる。まさに今の巨人にここまでの勢いがない事を象徴していると言っていいだろう。

今季の原巨人はここまで常に首位を守ってきた。投手陣・打撃陣共に若手が出てきた事で、新しい巨人と見えたファンも多い事だろう。しかし、その若手の勢いでペナントレースを走ってきたツケが今になって現れているようにも見える。中日・ヤクルトが迫ってくるここからの戦い。これまでの戦い方では通用しなくなってくるこれからが、原巨人にとっては本当の勝負となる。
(TechinsightJapan編集部 林裕之)