writer : techinsight

【萌えよ!炎上キャッチャー】放火事件も!?身近に潜む"セコケチママ"の恐怖

「~してあげるわよ」「~には勿体無いでしょ?だからもらってあげるのよ」「折角○○しにきてあげたのに」こんなセリフを耳にしたことはないだろうか。これは、昨今ネット上の書き込みに見られる『セコケチママ』定番のセリフの一つだ。

『セコケチママ』。この言葉にピントこない方も多いかもしれないが、これは、知り合いやご近所さん・親戚などにクレクレ攻撃をしてくるママのことを指す。

既にwikiも作られており、そこには驚きのセコケチママエピソードが満載なのだ。
「出産入院中、個室で子供の産着を手編みしているのを取られそうになった」「家族分しか作っていないおかずを毎回半分もっていかれる」「干してあったブランドの子供服を見て声をかけられ、自宅に押しかけられた」等、常軌を逸した行動が多い。

そんなセコケチママに共通していると思われるセリフの一つが「○○使わないでしょ?もらってあげようか?」「(約束も招いてもいないのに)折角きてあげたのに!○○(相手を非常識・酷い人間だと表現する言葉)だと思わないの?」「あなたの子供には似合わないよ!うちの子供のほうが絶対似合う」「○○さんに○○してるんなら、ウチにもしてくれるよね。よろしくね~」などの発言だ。その行動はモノに対してだけでなく「(公共の交通機関に家族が勤めているので)割引が使えてズルイ!!私にも使わせてくれるべきじゃない?!」と、権利や他の人との付き合い等に対しても要求は尽きない。

何より恐ろしいのは、知り合って間もない関係や初めて逢う関係・浅い関係でその本性を見せ、自身の主張のみを通そうとし、都合の良いねじ曲げで解釈していることだ。wikiや相談掲示板でみられるこのトラブルは「最近、ママ友として知り合った」「出産入院中の病院で仲良くなった」「たまたま訪ねた先のエレベーターで一緒になって」など、コミュニケーションの浅い関係で起きることが多いうえ、相手が「できない」「無理」といってもセコケチママの中では肯定的に変換されている。

そして、その希望が叶えられないとなると、執拗な訪問・電話・メールをし続けたり身内や子供を巻き込んで交渉をするなどの行動に出ることも。サスペンス映画やドラマも驚きのその執念深さには誰でもドン引きしそうなほどである。トラブルが長じて、包丁を手に訪問してきたり放火に至ったという内容もあるので、単なるクレクレ攻撃と侮るわけにもいかない。身の回りを見渡して、まずはセコケチママの片鱗が見え隠れする人には要注意だ!
(TechinsightJapan編集部 北島要子)