writer : techinsight

【ドラマの女王】“小器用な”山下智久がキムタク化。”ハイグレード合コンドラマ” 『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』

今回の【ドラマの女王】は、山ピーこと、山下智久主演、『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』。日本バスケットボールリーグ(JBL)と日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)の全面協力の下、「まるでグレードの高い合コン?」と思わせるほど、カッコよくバスケ選手に“見立てた”山ピー以下イケメン俳優たちと、人気アイドル女優たちを全面対決させたこのドラマ。小池徹平似の五十嵐圭選手の出演をぜひ希望!

4、5年前に玉山鉄二とか、速水もこみちが出演していたドラマで『ブラザービート』ってドラマがあったけど、山下智久主演の今回のバスケ・ドラマの「ブザー・ビート」は「試合終了のブザーが鳴るのと同時に放たれて決まるシュート」のこと。兄弟は関係ない。よっぽどネットで間違える人が多いのか、「ブラザービート」検索すると山下智久の名前が出てきたりする。

ブラザーは関係なくとも、ドラマスタート1回目で早々と山下智久と金子ノブアキは別の意味で“兄弟”になってしまう。主人公のバスケ選手・上矢直輝(山下智久)の恋人・七海菜月(相武紗季)と、新参者のバスケ選手・代々木廉(金子ノブアキ)が一夜を共にしてしまうのだ。
そんな事は知らずに、清純なバイオリニスト・白河莉子(北川景子)に心惹かれてしまう直輝。バスケットボールの試合シーンこそ迫力があるが、恋愛は乱れている。まあ、夏だから仕方が無いか。このドラマのキャッチコピーは、「恋は人を強くする」。ってスポーツマンシップはどこへ?
JBLと bjリーグの両リーグで活躍する選手も多数出演しているというから「その辺」は選手たちに任せて、ドラマは恋愛模様たっぷり、ハダカたっぷりに女子を引き付ける。普段あまり日の目を見ないプロスポーツだけに、こういう風にスポットが当たるのはいい事だろう。

ヘッドコーチ役の伊藤英明や山ピー、永井大、溝端淳平ら選手役たちは、入浴シーンや腹筋の「見せっこ」で視聴率アップをはかっている。記者お気に入りの青木崇高が25歳の役ってちょっと不自然。(でも実際も29歳と意外と若かった。) 貫地谷しほり、大政絢、真矢みきとその他女性陣も豪華。キムタクの『プライド』では女子キャストに“華”が無く視聴率撃沈だった。その教訓を活かしてるのね

NEWSをやりながら、KAT-TUN亀梨和也と期間限定ユニット「修二と彰」を結成し『青春アミーゴ』をヒットさせたり、ドラマ主演をこなしながら明治大学商学部を卒業したり、なにかと小器用な山ピー、山下智久。ルックスのありようや、“プライド”の高さもどんどん木村拓哉に似てきている。くれぐれもファンサービスで「観客席のエキストラにバスケットボールをぶつけてみたり」しないでほしい。
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)