昨年アシュリー・シンプソンと結婚し、可愛い坊やブロンクス・モーグリ君にも恵まれ、人生今が一番幸せと公言しているパンク・バンド「フォールアウト・ボーイ」のピート・ウェンツ。彼の30歳の誕生パーティがラスベガスで開かれた。日本だと “切るなんて縁起が悪い” と敬遠してしまう人も多い「顔写真転写ケーキ」、これを彼らが楽しんでいたようなので、ご紹介したいと思う。

6日、ピートの30歳の誕生パーティは、大好きなラスベガスの高級ホテル “ベラッジオ” にあるクラブ『Bank』で開かれた。ただしそのパーティが始まって間もない頃、ピートは突然ある男に絡みつかれ、顔にツバを吐かれてしまうというハプニングに見舞われた。

トイレで洗顔するハメになったが、気を取り直して明るい表情でクラブに戻ると、そこに待っていたのは妻アシュリーと長男ブロンクス・モーグリ君の写真が上部にプリントされた、「30」を象った大きなケーキ。

日本でも「写真転写ケーキ」は少し前からあり、ペットやお子様の可愛い写真などをいかがですか？と謳っている。だがナイフで切ることに抵抗があるという人が多く、人気は今ひとつというお店も。

「アシュリーとブロンクス、すまないが切らせてもらう。おお胸が痛むよぉ！」などとケーキを切った人が言ったかどうかは不明だが、いずれにせよこのケーキの上で微笑んでいるピートの愛する妻子の顔は、縁起だのなんだのといちいちこだわることのない、あくまでも明るいアメリカ人たちの口に、コマ切れとなって入りましたとさ、チャンチャン。

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）