6月からは『Circus』ツアーもいよいよ欧州へ舞台を移し、現在は8回ものO2アリーナ公演のためロンドンに滞在しているブリトニー・スピアーズ。裁判所の命令で、行動面から財産の管理まですべて父ジェイミーさんの監督下にあるブリトニーだが、やはり衝突は避けられないのか、6日、なんと深夜のクラブ遊びに出かけてしまった。

ブリトニーは本来であれば何をして遊んでもよい年齢だが、2007年後半からアルコールや薬物依存の生活が始まり、ついに2008年1月常軌を逸した行動で病院の精神科に入院させられた。

当然ふたりの息子の親権も元夫ケヴィンに奪われたが、父ジェイミーさんの厳しい管理と家族に理解の中で、健康的な精神を取り戻したブリトニーは、息子たちに関われる頻度や密度も増え、少なくとも今年中に親権の共有にはこぎつけたいとしている。

今回のカムバック・ツアーも、息子たちが同行している励みもあって、ブリトニーも精一杯頑張っている。スタッフやミュージシャン、ダンサーらはジェイミーさんとの契約の際、「仕事中の飲酒は禁止」という条件にもサインしており、ブリトニーがアルコール依存症に戻らないよう、皆も応援してくれている状況なのである。

だが、ここにきてちょっとした不協和音が報じられている。コンサートの反響が予想以上に高いことから、ブリトニーは全くその気がないのに、父ジェイミーさんが追加公演を入れようと鼻息を荒くしているというのだ。

6日O2アリーナ公演を済ませ、おそらく息子たちを寝かしつけた後で、ロンドンのナイトクラブ『Maddox』に突然現われたブリトニー。このファッションから察するに、何かパッと明るい話題はないかしら！といった衝動的な行動のようにも感じられ、クラブなどに向かえば、当然パパラッチによってスクープとなることも分かっているはずだ。

しかし、父ジェイミーさんのお叱りが待っていることが分かるのか、娘ブリトニーは深夜といっても12時半にはお店を出た。籠の中の“大切なお金になる鳥”のブリトニー、久し振りに見せた精一杯の抵抗であったようだ。

（TechinsightJapan編集部　Joy横手）