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横浜オーナーブチ切れた。チーム低迷の原因は?

6月20日付けのスポーツニッポンによると、19日に横浜市内の球団事務所で横浜の臨時株主総会が開かれた。そこで若林オーナーがチームの低迷について、佐々木球団社長を追及。はたして低迷する原因はどこにあるのだろうか?

ついにオーナーの雷が落ちた。横浜が開いた臨時株主総会で、若林オーナーが巻き返しに向けての緊急補強を命じたという。
2年連続のどん底状態にオーナーの我慢も限界という事だろう。どこに原因があり、何が問題なのかを徹底的に考えるように厳命された佐々木球団社長。大矢前監督の退任劇も含めて、どの方向へ向かいたいのかさっぱりしない横浜だが、チーム低迷の原因を見つけ出す事はできるか?

考えてもみれば、監督を変えたぐらいでチームが上向きになるという思考がおかしい。試合をするのは選手であり、その選手が抜けていっている状況で大矢前監督を、「監督のせいで試合が勝てない」とばかりに首を切ったものの、その後もチームは当然上昇する気配すらない。フロントがどのような考えを持っているのかはさっぱり不明だが、今の「監督さえ変えれば」という無責任な考えは、一時の巨人を彷彿させる。これ以上の悪循環にハマらないためにも、チームではなくまずフロントの頭を治すのが先だろう。

(TechinsightJapan編集部 林裕之)