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税理士を探す企業が増えている理由

今、税理士紹介業という新たなビジネスが注目されている。税理士紹介件数が1年半前と比較すると3倍に伸びているのだとか。なぜ、このタイミングで税理士を探す企業が増えているのだろうか。

税理士というと、筆者が思い描くイメージは「おじいちゃん」。
もちろん、税理士は高齢者であるべきということではないだろうが、日本税理士会の調べによると、平成20年4月30日現在、税理士の平均年齢は59.52歳となっており、まんざら筆者のイメージが遠いということでもないようだ。

そんな「おじいちゃん」先生たちも、軒並み引退の時期を迎えているのがまさにこの数年のようで、そのため、税理士を探す企業がこのところ増えているのだ。

そこでご紹介するのは、税理士と中小企業をマッチングする「日本税理士紹介センター」。
ネットで自分の会社の条件や予算に合った税理士の紹介を依頼できるのが最大のポイント。サイトでのキャッチも「若くて頼れる税理士を~」とある。税理士との間に仲介役としてこの「日本税理士紹介センター」が入るため、なかなか税理士本人には聞けないこの業界の相場や年齢部分でのメリット・デメリット、どういう税理士が自分の会社に合っているのかなどを相談できるところも、始めて税理士との取引をしたい場合や、乗り換えのときも安心だ。

このように、これまで「グレーゾーン」とされてきた業界や業種において、料金や提供サービス内容が明確にされ、且つユーザー側にも選択の自由が与えられるサービスの需要が高まるのは、賢く生きたい現代人が多い中、もはや必至なのかもしれない。

(TechinsightJapan編集部)