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スケジュール共有と施設予約に特化したSaaS型グループカレンダー「feedpath Calendar」無償提供

小規模オフィスやグループ内のスケジュール共有は、Google Calenderで間に合っているかもしれないが、Google Calenderには無い機能で、不可欠のものがある。施設予約機能である。

グループウェアの機能の中では、さして重要視されていないにも関わらず、多くのユーザーはこれがないと会議や商談もおぼつかない。
しかし、今般、施設予約機能を含めたスケジュール共有が無料で使えるSaaS型サービスが登場した。

総合SaaSベンダーのフィードパス株式会社は、スケジュール共有をシンプル、スリム、スマートにする無償グループカレンダーサービス「feedpath Calendar(フィードパス カレンダー)β版」を2009年6月16日より提供開始する。

フィードパスでは、これまで10名以上のユーザーをターゲットとして、SaaS型グループウェアを提供してきたが、10名に満たないユーザー企業からの、スケジュール管理と設備予約のみを安価で利用したいという要望に応え、グループカレンダーとして必要な機能のみを搭載し、ユーザーのスケジュール調整の無駄な時間と手間を削減する。

また、ユーザーの操作を妨げるような画面要素をすべて排除し、画面の切り替えやデータ表示を、1クリックで実現するシンプルな画面デザインを採用。そのため、シンプルな操作でスケジュール管理/共有を希望されるビジネスパーソンは、「feedpath Calendar」を利用すると10名(登録者を含む)まで無償でスケジュール共有/管理を行うユーザーを増やすことが可能だ。

現在多く使われているグループウェアは、さまざまな機能満載で、システムを使うために業務を考案するという本末転倒が起こりがちだ。

しかし、「feedpath Calendar」の導入と併せて、オンラインストレージによるファイル共有と、フリーメールアカウントでのメール送受信などを効果的に使うことで、高価なグループウェアの撤去ができるかもしれない。

もちろん、グループウェアが無用だと言うのではない。オフィス規模に応じたNICE TO HAVEなシステム導入が望ましいのである。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)