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大田一軍昇格はまだ早い

巨人は昨年ドラフト1位で獲得した大物ルーキー・大田の一軍昇格を決めた。イースタン・リーグで結果を残しての昇格と言われているが、一軍で通用するほどの力を身に付けたのだろうか?

大田は昨年のドラフトでドラフト1位で巨人に入団。キャンプでは打撃面だけではなく、守備の面でも安定感を示す事ができず、開幕二軍での出発が決定した。現在までイースタン・リーグで51試合に出場、打率は2割3分2厘ながら、本塁打は7本放っておりチームトップにいる。この成績を十分と見るか、不十分と見るかは人によって異なるところではあるが……。

正直まだ早いというのが本音だ。早い段階で一軍の経験をさせるという意味ではいいのかもしれないが、オープン戦、イースタンと、どうしてもバッティングの粗さが目立つ。入団直後は「松井秀喜の再来」とも言われたが、松井ほどの確実性はまだ見られない。チーム状態がいいからこその一軍昇格かもしれないが、状態がいいからこそ大田の粗さが目立つのではないか心配なところ。もう少し様子を見ても良かったのではないだろうか?

(TechinsightJapan編集部 林裕之)