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クルーン居ぬ間に若手を育てよう

6月13日付けの共同通信社によると、巨人の抑えであるクルーン投手が左手中指の手術を受ける事が決まった。復帰は早くても後半戦以降となる見通しだが、ここはあえて若手を起用・育てるチャンスではないだろうか。

6日の日本ハム戦で左手を負傷したクルーンが、左手中指の伸筋腱脱臼の修復手術を受ける事になった。全治3週間らしく、今からだろ復帰は早くてもオールスターゲーム後、後半戦以降になる。クルーン本人は少しでも早く復帰できるようにしたいと語っているが、ある意味巨人にとっては朗報なのではないだろうか。

クルーンは得点差の少ない最終マウンドへ上げるにはコントロールに不安があり、また今後巨人の抑えを確立させたいのであれば、越智や山口といった若手を抑えで育てた方が将来性もある。今だけに囚われる選手起用ではなく、先を見据えた起用をしないと、今後も補強の繰り返しで強くしていくしかない。ただ、クルーンは横浜ベイスターズでも抑えをやっていた事から、何事もなく定位置を変えるような事はできない。そこへ後半戦まで復帰できない事となったのは、不幸中の幸いと捉えてみてもいいのでは?

(TechinsightJapan編集部 林裕之)