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今後の流れも決めた? 有銘の降板

6月8日付けのスポーツ報知によると、6月7日の巨人-楽天で、楽天は17残塁の拙攻が響き今季初めての四連敗を喫した。四回まで好投を続けていた有銘の早い降板と、その後を引きついた佐竹の被弾。今の楽天はやる事なす事上手くいかないようになっているのだろうか?

楽天がここにきて大失速だ。交流戦が始まってからの勝利数はたったの4。負け数はその倍以上の11。最大8まであった貯金もついになくなり、今季初めて借金生活へと突入した。先発に予想の裏をかく有銘を起用、三回まで無失点の好投を見せたが、四回の攻撃でまさかの代打を送られ降板。結果、代わった佐竹が阿部に本塁打を許した。

楽天は四回二死満塁の場面を勝負どころをとらえたようだが、それにしても有銘の降板は早すぎた。ただでさえ安定しない先発陣に繋がらない打線。せっかく好投を見せていた有銘だけに、ここはどのような結果になろうとも続投させて欲しかった気はする。
元々不安材料がなかったわけではない。岩隈・田中の二枚看板しか機能していない先発投手陣に、打線はちぐはぐな攻撃を見せる事も多い。ここまで解決策を見出せないまま来たツケが来た形だろう。しかし、ここを乗り越えない事には優勝はおろかAクラスも見えてこない。

(TechinsightJapan編集部:林 裕之)