writer : techinsight

【クリたまTVウォッチ!】小向美奈子よ、ストリップを舐めるな。

微量の薬物所持容疑で逮捕され、芸能活動謹慎中のハズの元タレントの小向美奈子(24)が、先日東京・浅草の老舗ストリップ劇場「浅草ロック座」に登場し話題を呼んだ。ファンやマスコミが駆けつけ8000円と高額なチケットを売りさばき、劇場を儲けさせたというが、味をしめた小向の今後の脱ぎっぷりに誰が期待するのであろう?。

デビュー当時のフレッシュな小向が好きな人なら薬物や疲労でボロボロになった彼女の「ハダカそのもの」を見たいと思うだろうか。
ストリップの踊り手というのは美しく裸を見せるために、長い鍛錬が必要な一種の芸術家である。毎回見に来てもらうには、男性を欲情させるポーズの研究や体型の維持など、どう考えても見えない努力が必要だ。今回の小向の“スライムバスト”とやらも、最初はめずらしいであろうが、いずれは飽きられる。ロック座は元タレントの犯罪者が手っ取り早く金を稼ぐ場では無い。

記者は女性なので、ストリップ劇場に足を運ぶ事は無いが、ドラマやドキュメンタリーでストリッパーが踊るシーンを見るのが好きだ。『湯けむりスナイパー』の引退ストリッパー(変身後のほう。)が踊るシーンもキレイだったし、8月公開の映画映画『童貞放浪記』でも、映画の冒頭に登場するストリッパーは凄くステキ。両方ともプロの踊り子か女優が演じていのかは定かではないが、立派なエンターテイメントだ。

ロックスターのマドンナやブリトニースピアーズのコンサートでも、エロティックなストリッパーのダンスを演出する事がある。現在映画『IL VENTO E LE ROSE~愛するということ~』 が公開中の叶姉妹がいち早く日本にエクセサイズとして取り入れた、おしゃれなポール・ダンスも元々は、アメリカ映画によく登場するストリップダンスからきている。踊り子さんの色っぽい仕草を勉強すれば、女性たちも「カレシと熱い夜を過ごすため」にとても役に立つのではないか。ストリップはもっと女性が見るべきものなのかもしれない。

今回、小向美奈子は今後の芸能活動の足がかりとしてロック座に立ったのだろうが、これを機に仕事の“やる気”をアピール出来たのならそれでいい。もう道を踏み外さないのならべつにストリップで無くてもいいのである。小向のおかげで老舗ストリップ劇場「浅草ロック座」が少し身近になったのはいい事かもしれない。

大人が楽しむショーとしてストリップを見る女性や若者が増えれば、巷でささやかれる過激なサービスも減っていくのだろう。ソフトなショーなら記者も一度ナマでストリップを見てみたい。

しかしここにも女性たちが大挙し、男性の“聖域”が、また一つ減ってしまうのはいささか気が引けるのだが・・・・
(TechinsightJapan編集部 クリスタルたまき)