6月13日付けのサンケイスポーツによると、大リーグ・レンジャースを解雇された福盛に対して、楽天・野村監督がチームへの復帰を容認したとされている。残留要請を蹴ってまでメジャーへ行った福盛に対して、ファンは今どのような気持ちなのであろうか？

福盛は昨年オフに楽天・野村監督の残留要請を蹴ってメジャーリーグ・レンジャースに移籍。ところかレンジャースを解雇確実となり、再び楽天でプレイしたいとの希望を受けた。野村監督としては「何を今さら」を思っても不思議ではないところ。さらに入団テストでは球速135キロ前後のスピードしか出せず、打者がいれば大丈夫のような事を言っているが……。

以前から何度かメジャーからの復帰には苦言を呈するファンもいる。
「メジャーで駄目なら日本で」
日本プロ野球ファンからすれば、ふざけた話には聞こえる。メジャーに挑戦する事が悪い事だとは思わないが、チーム、さらには監督から残留要請されながらメジャーへ行き、やっぱり無理だったからもう一度雇ってくれでは、あまりに虫が良すぎる。泣きそうな顔で謝罪されたという野村監督は、チーム事情からも福盛の希望は叶いそうではあるが、楽天ファンの気持ちはどうであろうか？ストッパーが戻って来てくれたと喜ぶか、今さら戻って来てなんだとなるか。今後も動向が気になるところである。

（TechinsightJapan編集部　林裕之）