「紙おむつを買う客は、同時にビールを買うことが多い」これは、POSで集められた膨大な購買データベースの中から、データマイニングと呼ばれる手法で発見された有名な法則である。「なぜ？」と問われれば、「紙おむつを買いに行かされたお父さんが、面倒なことを片付けて一杯やりたくなった」のかもしれないが、データマイニングは理由を探すのではなく、消費者の行動をモニタリングするのである。もちろん、店舗では紙おむつとビールを近い場所にディスプレイするのであるが、こうした法則性の発見に当たっては、これまでは、専門家がデータマイニングツールと呼ばれるソフトウェアを使って気の遠くなるようなデータ加工作業をする必要があった。しかし、ここにユーザーをして、エクセルより簡単に作業ができると言わしめた、凄いツールがある。それがKXENである。