イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】シェール、娘が男になるという決意に「号泣した」と明かす。

我が子に「性別を変えて生きていきたい」と告白され、動揺しない親などいないだろう。時代の最先端を行くように見える歌手シェール(67)もまた、“娘チャスティティ(Chastity)”の「男になる」という発言に大ショック。感情に押し流され泣き崩れたこともあるという。

このほど英タブロイド紙『ザ・サン』の取材に応じたシェールは、「男として、チャスティティではなく“チャズ・ボノ”として生きたい」と我が子に告白されたときを振り返り、こう語っている。

「こう言ったことを覚えているの。“ねえ、これは悪夢のようなことになるわよ”ってね。子供を守りたい母親モードに完全に浸りきっていた。すごくネガティブな捉え方をしていたわ。」

シェールは、世間の人々にはなかなか理解されないであろう我が子の決断に即“Goサイン”は出せなかったようだ。その後どうにか気持ちを切り替えてサポートしたいと考えたシェールも、実際に我が子が男性になるべくアクションを起こし始めた際には激しく動揺したそうだ。そんなある日の出来事を、シェールはこう振り返った。

「本当に辛いことがあったの。それはチャズに電話をかけたときのこと。ちょうど不在でね。チャズは留守電のメッセージで(チャズという名に)変更するのを忘れていたの。」
「そのメッセージの主はまだ娘だった。そして私は“神様、私はもう二度と娘の声は聞くことができません”って思ったの。泣き崩れてしまったわ。酷いショックを受けたから。」

それから数年。今ではすっかり男性“チャズ”として生きている我が子だが、シェールは今でも複雑な思いを抱えつつ、ずいぶん“チャズ”になじみ始めているという。

そんな中でチャズは最近、ダイエットに大成功。なんと65ポンド(約29.5キロ)の減量でかなり“イケメン”化しており、「母もかなり喜んでくれているよ」と告白している。今年春には「どんどん男になっていく娘にシェールが耐えられず、滅多に話さない間柄になった」という悲しいニュースもあったこの親子。だが時の経過とともに、理解は深まりつつある。どうか互いの人生を認め合い、今後もしっかりと支え合ってほしい。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)