イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ジョン・メイヤー、テイラー・スウィフトへの不満ついに爆発。ニューシングルで猛烈にディスる。

アーティストのハートはなかなか繊細、かつ執念深い!? 現代の名ギタリストと称えられるそのプライドはどこへやら。ちょうど1年前のこと、元ガールフレンドであるテイラー・スウィフトが彼をディスッた“Dear John”という曲に「実に不愉快」と語っていたジョン・メイヤーが、なんと彼女への猛反撃と思われる曲を作ってしまった。

人気歌手ジョン・メイヤー(35)が、“歌姫テイラー・スウィフト(23)の純情さをもてあそんだ末に、あっという間に捨てた”と騒がれたことはいまだ記憶に新しい。2人は2010年1月から少しだけ交際していたのだ。そういう失恋を曲にしないわけがないテイラー。彼女の2010年大ヒットアルバム『Speak Now』に収められているバラード曲、“Dear John”はジョンへの思いを歌ったものだと言われている。

“軽いお手つきの相手として私は若すぎる。それが分からなかった? あなたは私の世界を青空に変えてくれたと思ったら、今は雨模様よ。”

その件について昨年6月、『Rolling Stone』誌に「すごく嫌な気分になる曲。人を傷つけておいて、さらに蹴りを入れられたようなものだよ。こんなひどい仕打ちをされる覚えはないね」などとぶちまけていたジョン。彼はテイラーへの怒りをまだ引きずっていたのか、このほど彼女をディスッたと思われる“Paper Doll”という曲を発表した。歌詞はこんな感じである。

「黒のシフォンもいいけれどブルーやゴールドのドレスもお似合い。モロッカンレッドのスカーフが好きで、髪をきゅっと後ろに結った君はご機嫌。空の色が気になるなら、次の男に塗り替えてもらえるだろう?」
「君の体内には、まるで22人の女の子が存在しているかのようだ。でもその誰ひとりとして、自分が何から逃れようとしているのかを分かっていないみたいだね。」

22という数字は、今年になってテイラーがリリースしたシングル曲“22”に引っかけたものであろう。面白いのはそのミュージック・ビデオである。60歳前後のガリガリに痩せたブロンドヘアの女性が登場するが、彼女はご機嫌なスキップでまっすぐな道をひたすら進んでいく。遠い将来のテイラーの姿はこうだろうという想像か。

その『Rolling Stone』誌とのインタビューで、「世界で一番人気のある歌姫なのは分かる。でもアイツの船を沈没させてやろうみたいな曲を書くのはソングライターとしてはチープだと思うね」と語っていたジョン。しかしものの見事にテイラーと同じレベルになって曲を書いてしまった気がするが…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)