イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】ケイティ・ペリー仰天発言。「敬虔なクリスチャンでも母は娘の離婚を神に感謝している」。

地元サンタバーバラでも敬虔なクリスチャンとして有名な、ケイティ・ペリーの母メアリー・ハドソンさん。彼女は娘とイギリス人コメディ俳優ラッセル・ブランドの離婚を意外にも喜んでいた…!?

夫キースさんとともに教会で福音伝道者として活動しているケイティ・ペリーの母メアリー・ハドソンさん。彼女は恐らくほとんどの離婚話に「嘆かわしい」と語っていることであろう。しかし娘ケイティはこのほど、信心深いクリスチャンである母を赤面させるような言葉を口にした。

愛娘であったケイティ・ペリーが、イギリス人コメディ俳優でヒンドゥー教に深く傾倒するラッセル・ブランドとデートするようになり、インドで挙式したのは2010年10月のこと。多忙を極める2人の生活はとことんスレ違い、1年ほどで別居となり、昨年7月に正式に離婚が成立している。

牧師であるケイティの父キースさんは昨年3月、当時別居となっていた娘夫婦について、「ラッセルは素晴らしい人間。彼に対する批判めいた気持ちは全くない。ケイティのキャリア最優先という姿勢が結婚生活をダメにした」などと話しており、どちらかというとラッセルの味方という雰囲気であった。

その発言からほぼ1年、ケイティと両親、特に母メアリーさんとの仲がここにきてまたしても険悪なものになっているのか、英大衆紙『Sun』はケイティの口から飛び出たこんな発言を紹介している。

「私は同姓婚を支持しているの。男女間の結婚と同じように許されていいはずよ。ママだって毎日“娘の離婚を感謝します”なんて神に祈りを捧げているくらいだし。」

敬虔なクリスチャンである母親が、娘の離婚を神に感謝するなどかなり違和感のある話。ケイティはいったい何を言いたいのであろう。

「私は育つ中で、聴いていいと言われたのは宗教音楽だけだったの。私はマドンナが大好きなのに、悪魔より邪悪な音楽だと言われてしまって…。」
「人はみな平等よ。すべての人に自由な発言が許されるような世の中であってほしいと祈らずにはいられないわ。」

行きつく先はやはりここであった。彼女は自分が育った家庭環境について語ることをまるでためらわない。しかも話し始めたが最後、両親の教えに対する批判を口にしなかった試しはないのだ。

ちなみにクリスチャン家庭で育った人は真面目な結婚観を持ち、離婚もしない堅実派と称えられたのは「ふた昔前の話」となりつつある。今のアメリカで彼らの離婚率は非クリスチャンのそれとほぼ変わらない。神の教えを尊重する敬虔さと自身の幸せを求める気持ちはまた別物、と考える人が増えていると言えそうだ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)