イタすぎるセレブ達

writer : kohara

【イタすぎるセレブ達】歌手P!NK、雑誌インタビューで語った「アタシ流の美の基準」。

いかにも「威勢のいい姉御」といった風貌の歌手P!NK(33)が人気誌『REDBOOK』3月号のインタビューに応じ、自身の「美」に対する考えを赤裸々に明かしている。その中からいくつか興味深いものをお伝えしたい。

■自身のルックスについて
「私はずっとタチ(レズビアンカップルの中で男の役割をする女性)だと思われてきたわ。」
「私みたいな女はね、外見に頼ったりはしない。だってずっと昔から人にこう言われてきたんだから。“アンタは十分に見た目が良いわけじゃない。雑誌のカバーガールになんてなれっこない”ってね。でもそれでいいのよ。だって私は自分の長所が分かっているもの。私は勤勉だし才能にも恵まれている。面白い奴だし、善良な人間だわ。」

■P!NKに自信を与えてくれるもの
「私が美しく感じるとき。それってレザーパンツをはいて良い気分のときと、夫にお尻をつかまれるときね。あとマットに座っているとき、娘が本当に嬉しそうに駆け寄ってくるとそんな気分になれる。」
「美ってものは、私にとっては目標とすべきものじゃない。望むのは喜びだわ。そして今はそんな喜びにあふれているのよ。」

■ホットに見える瞬間
「(夫ケアリー・ハートと別居した)11か月後のことだったんだけど、彼がラスベガスのクラブでパフォーマンスしてほしいって言ってきたの。その時の私は、それはホットだったわ。破局の効果ってやつね、人は破局を経験するとそれまでよりずっとセクシーになるんだから。あの時ほどセクシーにはもう二度となれっこないわ!」

ちなみにこの再会時に、P!NKは夫のために時間をかけて用意したフォトアルバムを見せたのだそう。夫にもらったカードを全てそのアルバムに入れ、最後のページにはかつて出演した映画で自身が血まみれにされた場面の写真をペタリ。「アナタ抜きの私はこんな状態」と写真の横に書き、次のページには赤ちゃんの写真を貼り付けたそうだ。そしてサインをしていない離婚書類を挟み「後はあなた次第よ」と伝えたというから、P!NKもなかなか情熱的かつロマンチックである。

その後2010年2月にP!NKは夫とやり直すことを発表し、2011年6月には待望の女児に恵まれている。典型的な美人スターというわけではないが、「男らしさ」すら感じさせるそのサバサバとした性格はとても魅力的。自分の長所を知り堂々と強く生きるその姿勢には、外見の美しさをはるかに越える魅力がある。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)