イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】ジャスティン・ビーバーの新しい髪型に人形メーカー悲鳴。10万ドルの出費に見舞われる。

彼のヘアスタイルに大騒ぎするのは、女性ファンだけではないらしい。ジャスティン・ビーバーの新しい髪型に悲鳴を上げているのは玩具メーカーだ。米CNNが報じるところによると、ジャスティン・ビーバーのフィギュアを制作している玩具メーカーは、今年初め彼のヘアスタイルが変わったことで日本円で800万円近くの出費に見舞われていたことがわかった。

「僕の周囲からは、社員たちの叫び声が聞こえてきたよ。オフィスはてんてこ舞いさ。」

このように語るのは、ジャスティンのフィギュアを販売しているブリッジ・ダイレクト社のCEOを務めるジェイ・フォアマンさん。400万体の売上を記録したブリッジ・ダイレクト社では、彼がヘアスタイルを変えたことからフィギュアのモデルチェンジを余儀なくされたことで、社内は大騒ぎになったと当時の状況を明らかにした。

今年の2月、担当のヘアドレッサーに髪の毛を切ってもらったジャスティンは、前頭部を髪の毛で覆い彼のトレードマークともなっていた「ジャスティン・スタイル」から、短髪のサッパリとした髪型へとイメージチェンジしている。

そんな彼のイメージチェンジを最初に知ったのは、同社の製品マネージャーだった。ジャスティンのフィギュアを独占的に販売するライセンスを保有している同社では、Googleアラートでジャスティンの動向を常にチェック。しかしこの突然のイメージチェンジには、「彼が何をしてくれたのかと、頭が真っ白になった」という。

ジャスティンが髪型を変えた以上は、本人を模した「フィギュアの髪型」も変えなければならない。すぐさま同社では、社員を会議室に集め話し合ったものの、既に生産体制に入っていたことから生産ラインの変更には10万ドル、日本円にして約800万円の出費が必要となってしまった。

フォアマンさんは「ジャスティン人形が、彼そっくりでないことでファンの皆をガッカリさせたくなかったからね。」とその理由を述べる一方、「ジャスティンが、髪の毛を切る時には3か月前に知らせてくれるとうれしいね。」とも。同社では、既に製造されたものについては店頭に並ぶことになるが、新しい生産ラインでのモデルでは髪型も新しくなるとしている。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)