writer : techinsight

「官能的なランジェリーは現代の媚薬」。“控え目”日本人を解放、発想を欧米化させたdesir。

パートナーとの関係をより深いものにしたいと願うとき、ランジェリーは非常に有用なアイテムだ。欧米と比較すると“控え目”な日本人にこの考え方は刺激的だろうか? いや、そうでもないようだ。官能的なランジェリーを“現代の媚薬”と捉える男女は想像以上に多い。それを裏付けるように、あるランジェリーブランドが業界に確固たるビジネスモデルを確立している。

desir」とは、国内下着メーカーのトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社が「恋愛を盛り上げるセクシーランジェリー」をキャッチに展開しているWEB限定の商品だ。

そしてこの「desir」を一躍有名にしたのが「おねだり機能」。女性がこれぞと思った“アイテム”を意中の男性へメールでおねだりできるというもので、男性の度量と気持ちを測るという恐ろしくもうれしい機能だ。2011年の成功率は前年を大きく上回った。つまり、“おねだり機能”を利用した全てのカップルが「desir」のコレクションを通してより深く結びついていることが実証されたことになる。ちなみに、最近では男性が女性へ「これを着て欲しい」と逆おねだりするというパターンも登場している。

意外と思われるだろうか。ランジェリーは女性が相手の反応を想像しながら一人で選ぶのではなく、男女でストレートな要望をさらけ出しあって選ぶ時代になった。そんな男女の願いに働きかけ、圧倒的な支持を得たのが「desir」だ。

その「desir」が満を持して発表した2011年秋冬コレクションのテーマは『とろける媚薬』。本日29日18:00よりセットアイテムの先行予約販売をスタートする。「ろうのように溶けて交じり合う2人」というキャッチに加え、「男性の全てを溶かして包み込んでしまうような魅力」という解説には、女性よりも男性の方が釘付けになってしまいそうだ。

秋冬というからには当然クリスマス商戦が視野に入っており、そのラインナップも期待を裏切らない。キャンドルをモチーフにデザインされたというこの『とろける媚薬』シリーズ。レディースのブラジャー、スリップ、ストリング、ミニショーツ、ガーターベルトのほか、なんとメンズのボクサーパンツとメンズビキニの7アイテムをラインナップしている。ペアで着用することで文字通り「ろうのように溶けて交じり合う」時間を過ごせるかもしれない。さらにはクリスマスに『とろける媚薬』シリーズで勝負をかけたいという2人のために、「desir」では同コレクションのセットアイテム購入者を対象に、恋人との関係をより官能的にするグッズや、イヴの夜を全国4箇所(東京・名古屋・大阪・福岡)いずれかのヒルトンホテルのスイートルームで過ごすことができる宿泊券のプレゼントを抽選で用意している。

数か月後に迫ったクリスマスを見据えて「desir」の本領発揮といったこのシリーズ。手が届く現代の媚薬をみすみす見逃すようなことはしてほしくないものである。
■「desir」詳細 http://shop.triumphjapan.com/brands/desir/index.html?pid=pr_0928
(TechinsightJapan編集部 北島要子)