妊娠中の女優ジェシカ・アルバ(30)が、第2子の出産について「催眠出産法」という一風変わった“オルタナティブ出産法”を考えていることを明かした。
アルバは芸能誌『Us Weekly』に、「人それぞれだとは思うけど、私はhypnobirthing(催眠出産)のクラスをおススメするわ。」と語り、巷で「催眠出産って一体何だ!?」と話題を呼んだ。同誌には「長女(2歳になるオナー・マリーちゃん)の出産のときは、分娩が始まった時にパニックに陥ってしまった。」と語り、「催眠出産なら、リラックスしながら出産できるのよ。」とだけ説明したアルバだった。
数日後、人気トークショーの『エレン・デジェネレス・ショー』に出演し、改めてホストのエレンに「で、催眠出産ってどんなもの? 催眠状態で子供を産むってこと?」と説明を求められたアルバは、「いえいえ。目の前で時計がチクタクと言っていて、目が覚めると子供が産まれている、なんていうものではないのよ。」とまず人々の誤解を解いた。
「催眠出産は、まず基本的に夫が私を瞑想に導くわけ。陣痛が始まり分娩が始まったら、夫が“君はリラックスしていて、雲の中に浮かんでいる”と私に言うの。つまり彼が私の瞑想のガイド役となるのね。私はただ呼吸に集中し、リラックス状態を保つの。なぜなら、緊張すると分娩の痛みがより増すからよ。それだけ。何も怪しいことはない出産法よ。」
アルバは長女出産の時も同じ方法を試したともいい、夫のキャッシュ・ウォーレン氏(32)の立ち会い出産について「普通は分娩の時、夫の首を絞めたくなるんだけど、彼の瞑想ガイドの声を聞いていたら、すーっとした気分になって素晴らしいのよ。」と語った。
実はこの「催眠出産」、セレブの間だけでなく一般の妊婦の間でも「ドラッグなしの自然出産法」として人気で、新たなトレンドになりつつあるという。独自のリラクゼーション法によって、恐怖や不安を分娩プロセスから取り除き、それによって陣痛の痛みを自然に減らす、というのがコンセプト。結果的に硬膜外麻酔エピデュラルなどの使用を減らせて、帝王切開の可能性も低くできるというのがウリらしい。名前だけ聞くと、ちょっと怪しげにも聞こえかねない「催眠出産法」だが、セレブのアルバがこんな風に公の場で口にすれば、「私もやってみたい」という妊婦がさらに増えることは請け合いだろう。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)