イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】レディー・ガガの最新シングル “Judas” に、キリスト教徒やはり激怒。

Born This Way” に続く2ndシングルは “Judas(ユダ)”。そのタイトルを見た瞬間に「こりゃマズいことになる」という直感があったが、やはり…である。すでにインターネットで聴くことが出来るその曲が、キリスト教徒を激怒させている。

“I’m in love with Judas Judaas!” で始まるこの曲。「ユダ」というのはキリスト十二使徒の一人でありながら、銀貨30枚と引き換えにキリストの身を祭司長に渡した裏切り者であるが、ガガはマグダラのマリア(キリストの弟子で、妻あるいは恋人とも言われている聖人。彼の死と「復活」の証人でもある)の立場で「ユダ」への愛を歌ったというから、当然話は厄介になる。

“こんなに純粋な気持ちで愛せた男は彼が初めて。予言者ですら彼の罪を許してくれたわ。私たちの愛はレンガのような固さ。これで家を建てるか、死体を地中に埋めるかどちらかにしましょうよ。”

“聖書の世界では、私など懺悔からほど遠い人間。利益のために名声や品性を売って悪態をつく、まるで娼婦のような女。でも文化論で考えれば、私は常に未来形でものを言う人間よ。ユダ、腹が立ったら私にキスして。それがイヤなら耳にコンドームでもかぶせておいて。”

こうした歌詞がキリスト教徒らを広く怒らせており、カトリック同盟会長ビル・ドノヒュー氏は、「レディー・ガガは、カトリック教を含むキリスト教徒全般を侮辱することに終始しているようですね。修道女の格好をしたりロザリオを口に入れたり、そうかと思えば今度は風刺ですか。人の気を引くための愚行としか言いようがありません」という声明を出した。

しかしガガのクリエイティブ・ディレクター、ローリーアン・ギブソン氏は「深夜まで延々と討論し、何回もこの歌詞は修正されました。私自身がキリストの教義を信じているんです。意見が真っ二つに分かれた時も、“雷に打たれて死にたくなかったら言うことを聴いて” と私は懸命に彼女を説得しましたよ」と話し、人々を不愉快にさせるつもりはなかったと釈明している。

しかし、何となくガガに洗脳されているギブソン氏。最後は「裏切り者だって、素晴らしい光に照らされることあってもいいじゃないですか。諦める必要などないというインスピレーションですよ。私達は新しいエルサレムの世界を築いたと思っています」と締めくくった。敬虔なキリスト教徒を怒らせたのは、ひょっとして彼女のこの最後のコメントなのでは…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)