ニコラス・ケイジが2004年に、交際たった5か月で韓国系アメリカンのアリス・キムさんを3度目の妻として迎えた際は、彼女が一般人でまだ大変若かったことから、妙に話題になっていた。あれから約7年、5歳の息子とともに幸せにやっているものと思われたが…。
この度ニューオーリンズのフレンチ・クオーターにて、DV容疑で逮捕された俳優のニコラス・ケイジ(47)。現地時間の16日朝6時ごろ、ひどく酔ったケイジが、路上で妻アリスさんに罵詈雑言を吐く様子をタクシードライバーに目撃され、通報されたのだ。
芸能情報サイトTMZ.comによれば、駆け付けた警察官が大人しく家に帰るようケイジを説得すると、「なぜ逮捕しないのか!」と彼は逆ギレ。幾度も「逮捕したければ逮捕しろよ!」と警察官に絡んだため、ドメスティック・バイオレンス容疑および治安妨害の罪で逮捕となったという。
留置場からの保釈金として求められた1万1000ドル(約91万円)については、A&EのリアリティTV番組『Dog the Bounty Hunter』ですっかり有名になった、30年近いキャリアを誇るバウンティー・ハンター(保釈後の被告人が逃亡しないよう動向を監視し、必要であれば捕獲する)のデュアン “ドッグ” チャップマンがケイジに代わって支払ったというから、実に情けない話である。
気になる妻のアリスさんだが、彼女はこの件で警察官に「暴力は受けていないから大丈夫。刑罰に相当するほどのことではない」と夫の無実を主張したという。まさにケイジが求めた通りの従順で大人しいアジアン妻、先の妻リサ・マリー・プレスリーやパトリシア・アークエットでは考えられない話である。酔っては暴れるケイジの相手はさぞかしタイヘンであろう。アリスさん、辛抱はどうかほどほどに…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)