イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達・番外編】エリザベス女王が、ウィリアム王子とケイトさんが、踊って入場するロイヤルウエディング!? 英パロディCMが話題に。

チャールズ皇太子が、エリザベス女王が、そしてウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんが、バージンロードを踊りながら入場!? 29日に迫った英ロイヤルウエディングのパロディCMが登場し、話題になっている。

このCM『The T-Mobile Royal Wedding』は、英携帯電話会社、Tモバイルが15日にユーチューブ上で公開したもの。本番かと見紛うばかりの結婚式のパロディCMだ。ただし背景に流れるのは、おごそかなクラシック音楽ではなく、男性ポップグループ「イースト17」の曲。チャールズ皇太子とカミラ夫人、エリザベス女王夫妻、ハリー王子、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんら、全てそっくりさんを使い、彼らがグルービーかつファンキーに、バージンロードを踊りながら登場する。見守る列席者も手を叩いたり、入場者と共に踊ったりノリノリである。

商品宣伝などは全く登場せず、新郎新婦が入場し終わると「One’s Life is for Sharing(ひとの人生はシェアするためのもの)」というフレーズが表示された後、Tモバイルのロゴが現れ、初めてCMだと気づくという仕掛け。ユーチューブ上では、20日11時現在で再生回数が620万ビューを超えるヒットとなっている。

実はこれ、ユーチューブ上で09年7月に大ヒットした、アメリカ人カップルの結婚式の入場ダンス『JK Wedding Entrance Dance』にアイデアを借りたもの。ビデオではジル・ピーターソンさんと、ケビン・ハインツさんという若い2人の一般人カップルが、友人らと共に、クリス・ブラウンの曲『フォーエヴァー』に乗って、バージンロードをファンキーに踊りながら入場する。ミネソタ州の教会で撮影されたビデオは、再生回数6400万ビューを超え、新郎新婦はさまざまなメディアに引っ張りだことなった。

最近では、「ヴァイラル(Viral)」であること、つまり「ウイルスに感染するかのごとく」爆発的に広まることが、ネット上で話題を呼ぶことの前提条件となり、さまざまなビデオが話題を呼んでいる。英Tモバイル社では、ビデオのリンクと共に「ウィリアム王子とケイトさんに長く幸福な結婚を!」というメッセージをフェイスブックに掲載しており、お祝いムードでヴァイラルCMを見てもらい、宣伝効果を高めようとしたらしい。

ビデオを見たい人は、下のリンクで見られるのでご覧あれ。

(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)