イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】怖い「デング熱」、トップ・プロ・サーファーのアンディ・アイアンズ32歳で逝く。

3年連続で世界一に輝いたプロ・サーファー、アンディ・アイアンズが、現在東南アジアや中南米で大流行の「デング熱」に倒れ、たった32歳にして帰らぬ人となってしまった。

2002年から3年連続世界チャンピオンの座に輝いたアイアンズは、先週プエルト・リコで行われたプロ・サーファー大会に参加した。しかし彼は現地でデング熱に感染し、著しく体調を崩してツアーを棄権。帰国を希望し、地元のカウアイ島(米国ハワイ州)を目指した。

しかし飛行機は乗継便で、テキサス州ダラスでのレイオーバー。その夜彼はダラスのホテルに宿泊した次第だが、その部屋で現地時間の2日、帰らぬ人となって発見されたことを、ハワイ「Ocean Promotion」の会長ジョディ・ウィルモットさんが発表した。

「デング熱」が今年やけに流行っている。日本でも、流行地域から帰国した人の発症が例年になく多いというが、蚊が媒介するこの感染症、「デング出血熱」の症状が出た場合に治療が遅れると、半数近くが亡くなる大変怖いもの。アイアンズの場合も、同様の劇症化があったものと指摘されている。

世界有数のビッグ・ウェーブと闘い、有名な大会の全てにおいて優勝経験を持つプロ・サーファーは、実は彼一人だそうだ。またまだ活躍中の32歳のタフ・ガイが、たった一匹の蚊に刺され、治療が遅れて命を落とすとは何と無念な…。ファンとしても本当に悔しくてならない。
画像: surf.transworld.netより。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)