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「メール読んだよ~」 Gmailが確実に読まれたことを通知するサービス登場

相手の返信が遅いと、「メール届いてるのかな」「迷惑メールに埋もれてしまったのでは」と不安になってしまうが、これさえあればもうそんな心配も無用だ。

ネットワーク技術分野におけるソフトウェアの研究開発・開発技術支援を行う株式会社ナレッジフローは、Gmailによって送信したメールが確実に読まれたことを送信者に通知するサービス「メール読んだ」の提供を開始した。

Googleが提供するWebメールサービス「Gmail」は大容量で使いやすいことから、ビジネスやプライベートで利用者が増えている。また、昨今はクラウド・コンピューティングが隆盛を極めていることから、自社のメールシステムをGmailに移行する企業、大学も増えている。

今回登場したサービス「メール読んだ」は、Gmailに「メール読んだリンク」を付加するサービスだ。これを利用すると、メール送信者は、自分が出したメールが読まれたことを確認することができる。

利用方法は、無料の利用登録を行い、Gmailのブラウザ拡張をインストールするだけなので、とても簡単だ。ブラウザ拡張は、Chrome用とFirefox用が提供されている。

ブラウザ拡張をインストールした状態でGmailにアクセスすると、送信するメールに「メール読んだリンク」を入力できるようになり、受信者がそれをクリックすると、メール送信者宛にクリックした旨のメールが届くという仕組みだ。従来からOutlookなどのメールソフトに内蔵している「開封確認要求」に似ているが、メール受信者がいかなる環境であっても利用でき、そしてワンクリックで手軽に送れるのが特長と言えよう。

「メール読んだ」の全てのサービスは無料で利用できる。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)