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Android2.2搭載の多機能ロボット「すーぱーどろいど君」発表 ナノコネクト

ナノコネクトは、スマートフォンで操作できるAndroid2.2搭載の多機能ロボット「すーぱーどろいど君」の開発に成功した。組み込み用途としてのAndroidの可能性を広げるものとして、実用化が期待される。

ロボットに搭載されているデバイス・機能は、全てAndroidで制御されており、生活・介護・開発といった、様々なシーンで使うことができる。

また、ロボットに搭載されているAndroidと、AndroidOS搭載のスマートフォンやクラウドコンピューティングサービスと連携することで、様々な用途に使うことができる。

たとえば、会社の受付に設置し、来客者への挨拶、受付業務等を行わせたり、介護現場で、ゲームやコミュニケーション等のアプリを使って高齢者と対話をするといったことも可能だ。

ロボットの胴体部分に設置されているCCDカメラで、写真・動画の撮影もでき、撮影した写真や動画のデータをスマートフォンに転送することもできる。

車体のフロントガラス部分がタッチパネル付きLCDになっており、ロボットの情報表示、タッチパネルによる情報入力等の機能を備えている。

ロボットはWifi、GPS、Bluetoothによる通信機能を備えており、モジュールを追加することで、PHS回線といったネットワーク機能も利用することができる。

現在のところ、ロボットの細かい動作に関する制御系の作り込みが未定だが、今現在の仕様でも、トイロボットとしてのリリースやゲームデバイスとしての活用など大いに期待できそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)