たった14日間の服役で、現地時間の2日午前1時35分にリンウッドの刑務所を出所したリンジー・ローハン（24）。昨日までは、「モーニングサイド・リカバリー」というリハビリ施設に送られるという情報であったが、実はUCLAメディカル・センターにいることをx17online.comが伝えた。その理由は…？

LA郡シェリフ広報担当者スティーヴ・ホィットモア氏が発表した当初の予定では、出所後のリンジーはニューポートビーチにあるリハビリ施設、「モーニングサイド・リカバリー」に入所するはずであった。

現在複数のメディアが現在伝えているところによれば、リンジーの主治医と今回の件を担当しているマーシャ・レヴェル判事との協議により、精神疾患の治療においては全米一といわれる、「UCLA Resnick Neuro psychiatric Hospital」がベストであると最終的には判断されたようだ。

2日未明のリンジーの出所には黒のSUV車が2台用意され、1台が噂された「モーニングサイド・リカバリー」に向かい、もう1台が実はリンジーを乗せてUCLAに向かったというから、メディア対策もかなり周到なもの。

なお、急遽変更となった理由について専門家らはメディアの取材に、「これまでのリンジーの薬物依存歴が深刻なこと、そしてまずは双極性障害（躁鬱病）への治療が必要」と答えている。

リンジーが服用してきた処方薬は、Zoloft（抗うつ剤）、Trazodone （抗うつ剤）、Adderall （脳活性化のための向精神薬）、Nexium （胃酸過多の治療薬）、Dilaudid（麻薬性鎮痛薬）などで、夜には飲酒後に睡眠薬を服用という大変危険な行為も。

なおこのUCLAの施設は、精神的に不安定になってしまったブリトニー・スピアーズが2008年1月に、マライア・キャリーが2001年9月にお世話になっている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）