writer : techinsight

「就職浪人させても通わせたい」。学生殺到。すご過ぎる”内定塾”。

「就職活動も塾に通う時代」の本格到来だ。依然として雇用情勢が不安定の中、学生の「就活塾熱」がヒートアップしている。今年1月に本サイトで取り上げて以来、各メディアからの注目も集める国内最大級の就職活動支援塾「内定塾」の新三年生(2012年卒業見込み)の入塾者数が、今月1日時点で300名に達したことがわかった。

これは「内定塾」を運営する株式会社ガクーが2日に発表したもの。「内定塾」は、就職活動で内定を取ることを専門にした塾の草分け的存在にして、東京や大阪、名古屋など全国8都市で展開する、全国最大級の就活支援塾だ。

TechinsightJapanではこの「内定塾」にいち早く注目。就職氷河期の再来で苦しむ学生の実態に迫り、内定のために友人には内緒でこっそり塾に通う就活生が急増している実態を報じてきた

その後、就職活動が本格化する3月以降、大手新聞社やテレビ局など各メディアも「内定塾」に注目するようになり、世間の認知度も高まっていった。

そして今月1日、2012年卒見込み=現3年生の大学生の入塾者が、募集開始からわずか2ヶ月で300名を突破した。株式会社ガクーによると、これは昨年の年間入塾者の1.5倍を超える数だという。また、学生本人はもちろんのこと、親からの問い合わせも多く、その数は例年の10倍以上だという。相談の中には、「わが子を就職留年させて『内定塾』に通わせたい」といった内容のものもあるという。

「内定塾」では、各業界、職種に精通する就職支援のプロが、基本講義と個別指導で就活生に「内定獲得のノウハウ」を伝授し、内定までの就職活動を徹底サポートしている。東京や大阪のほか、札幌、仙台、名古屋、高松、広島、福岡の計8都市で開校しており、過去5年間でのべ3000人の内定実績がある。「内定塾」の事業計画は、経済活性化を果たす役割の重要性が認められ、東京都より「経営革新計画」に承認されている。

「内定塾」では、入塾者の急増に伴い、今年から新たに広島校と高松校を開校。さらに、今月1日より東京校を、就活時にアクセスが良い東京駅付近に移転。セミナールームを拡張した。

入塾者数300名突破という今回の発表は、「内定塾」の提唱する「就職活動は最大の自己投資」という考え方が多くの学生に認知され、塾に通うことが当たり前という時代が完全に到来していることの現われと言えよう。内定をゴールとする場当たり的な対策ではなく、入社した後、しっかりと活躍できる「一生モノのスキル」を身につけられることも、学生の入塾を後押ししているようだ。

「内定塾」では現在も入塾者の募集を続けているが、定員に近づく校舎も続々出ている。定員に達した場合は募集を締め切るとのことなので、早めのお申込みをおススメする。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)