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ジュリーこと沢田研二がNHK総合で放送中の音楽番組「SONGS」に登場した。音楽プロデューサーの加瀬邦彦と共に、44年間に及ぶ音楽活動についてインタビューに答えた。数々のヒット曲を生みだす秘訣は何だったのだろうか。
ザ・タイガース解散後、ソロ活動を始めた沢田研二は加瀬邦彦と組んで音楽活動を開始した。二人は「許されない愛」「危険な二人」などヒット曲を次々に発表した。また早川タケジがデザインする奇抜な衣装がファンを魅了し話題を呼んだ。
「SONGS」のインタビューで加瀬邦彦は、三人の関係は家族や兄弟のようなものだったと答えた。「仕事だけど仕事じゃない」フランクな雑談のなかから、世間をあっと驚かせるようなアイディアが生まれ、新しい音楽が次々に生まれていくきっかけになった。また「ロンリー・ウルフ」が伸び悩んだときも、加瀬の「次こそは」という強い思いが電飾つきのパラシュートを背負うという「TOKIO」の演出に繋がったという。
この日、沢田は「危険なふたり」「TOKIO」、3月に発売のアルバムに収録された「プロフィール」「FRIENDSHIP」を披露した。「FRIENDSHIP」は作詞を沢田、作曲を加瀬が担当し、ふたりの友情を歌ったものになっている。また、アルバム「JULIE WITH THE WILD ONES」のジャケットは青いスーツを着た鳥頭の男たちという奇抜なもの。常に新しさを求め、時代の先端を走り続けてきた二人らしい一枚だ。
(TechinsightJapan編集部 KAZUKI)