ハイチ大地震の被災地復興支援活動はまだまだ続く。世界各国から救いの手が差し伸べられているが、米国からはこの度ビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュという元大統領らが現地へ向かい、被害状況を視察しながらホームレス・キャンプの人々を励ましていた。だが、そこで見せたブッシュ氏の何気ない仕草が…。

『クリントン/ブッシュ・ハイチ財団』という被災地復興支援のための団体を設立し、33億円ほどの募金を集めたクリントン、ブッシュ元米国大統領の両氏。彼らはこの度ハイチの首都ポート・オー・プリンスを訪問、被害状況を視察するとともに、現地の人々を激まして歩いた。

しかしここで英BBCカメラが捕らえたのは、市民と握手したその手を、クリントン氏のＹシャツで拭きとるブッシュ氏の何気ない動き。たまたま手が触れたというのではない。シャツの肩に手を乗せ、袖を握りながら拭き取っているのだ。これにはクリントン氏も “何？” といった表情を見せている。

彼は本当にハイチ入りしたかったのか。マイクに向かって語る、家族や家を失い苦しんでいるハイチの人々への慈しみの言葉は本心から出たものであろうか。たった2秒のアクションではあるが、ここにブッシュ氏の本性のようなものがにじみ出ているとして、今米国でも大きな物議を醸している。

問題の映像はYouTubeにも公開されている。こちらが分かりやすくてオススメ、10秒あたりからブッシュ氏の動きに注目して頂きたいと思う。
http://www.youtube.com/watch?v=O1-q8yHBk-g

画像は英「デイリー・メール」電子版より。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）