writer : techinsight

わずか7kg!転がして運べる超軽量折りたたみ自転車登場

簡単に折り畳み、転がして運べるのが特長だ。

有限会社バイク技術研究所は、簡単に折り畳んで転がして運べる、携帯性の高い自転車「YS-11キャリー」を発売した。

これは、最軽量のものはわずか7.3kgという他社を凌駕する軽さと走行安定性が好評の「軽量・折り畳み自転車YS-11Bike」シリーズの製品だ。

また、3月初旬にはYS-11キャリー専用の、折り畳んでショルダーまたは手提げ、転がしての運搬ができる3WAY方式のキャリングバッグも発売する予定だ。

エコブームから自転車での通勤・通学をする人が増えているが、そこでネックとなるのは駐輪場所だ。通常の自転車は幅をとるため、ちょっとした移動の際にも自動車やバイクと同様に止める場所を考慮しなければならない。

しかし、この「YS-11キャリー」シリーズの折りたたみ自転車であれば、簡単に持ち運びができるため、駐輪スペースの心配は無用だ。しかも軽量なので、女性でも気軽に持ち運びができる。

この自転車の開発を手がけたのは、国産旅客機YSー11の元技術者が主宰する東京・八王子市の有限会社バイク技術研究所だ。社長の白井健次氏は国産旅客機YS-11の製造会社である日本航空機製造に2年、トヨタ自動車に27年在籍しており、その開発経験を生かして、2005年に有限会社バイク技術研究所を設立。エコロジー時代を先取りした次世代の自転車及び自転車部品の研究開発を行っている。

今回発売されるYSー11キャリー/YSー11GキャリーはXグレード、Aグレード、リミテッドの3種類があり、いずれもタイヤサイズは14インチ。折り畳みサイズは長さ890mm×高さ580mm×幅280mmとなっている。重量はリミテッドの最軽量のもので、7.4kgとなっている。

価格はXグレードのギアなしが53340円、リミテッドのギア内装3段タイプが96600円などとなっており、東急ハンズや有限会社バイク技術研究所のオンラインショップで販売されている。
(TechinsightJapan編集部 鈴木亮介)