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今だからこそ。見直される前世代機。

昨年12月に発売されたプレイステーション3(以下PS3)用の人気ソフト「ファイナルファンタジーXIII」の定価は9240円。携帯ゲーム機のソフトでも5000円前後はするが、けして安い価格設定ではない。そういった中で安価にゲームを楽しもうとするならば、前世代機のソフトに目を向けてみてはどうだろうか?

今現在、市場でよく見かけるのはニンテンドーDSやプレイステーション・ポータブルといった携帯ゲーム機のゲームソフトだ。ただ、その中で意外にも多いのが実はプレイステーション2用ソフトである。前世代機では圧倒的なソフト数で他社ハードを突き放していただけに、その多さにもうなづける。

さて、PS用ソフトと言えば廉価版である。発売からある程度経過したソフトが安価に購入できるというものだが、中には人気シリーズから全く新しいオリジナルソフトまでその種類は様々。普段は金銭面の問題から「安定して楽しめるシリーズモノ」を優先してプレイしてきたユーザーも、廉価版の価格であればオリジナルタイトルにも手を出しやすいのではないだろうか。こういう機会に普段は触れる事のないジャンルに挑戦してみるのも面白いものである。
(TechinsightJapan編集部 林 裕之)