サイケデリックなファッション、そして耳にいつまでも残る、“パパァ、パパァラッツィ~” という歌声。デビュー1年にして今や世界中の注目を集めている彼女は、実はまだ23歳。だがとてもファン思いのアーティストのようだ。
Lady Gagaはその奇抜さから、見た人に強い印象を残し、決して忘れさせない。だが、自身が作詞作曲にキーボードをこなし、昨年夏に放ったデビュー・アルバム『ザ・フェイム』は、世界的な成功を収め、多くのファンから支持を得た。パッと登場していつの間にか消えていくようなアーティストには、おそらくならないであろう。
富豪の家に生まれ、パリス・ヒルトンらも通ったカトリック系お嬢様学校に通い、ニューヨークの超名門アート・スクールに入学。家族の猛反対の中、売れる前はストリッパーとして自活していたことや、バイセクシュアルであることなどを次々と告白するなど、久しぶりに誕生した “センセーショナル” な歌手である。
そんなGagaの最新シングル、『The Fame Monster』も現在iTunesチャートの1位とまさに絶好調。この度彼女は、「Best Buy」ストアでのCD販売サイン会を開いたが、長蛇の列を作ってくれたファンのために1000ドル(9万円弱)をポンとはたき、なんと80枚のピザを「Papa John’s」に注文、デリバリーさせた。
米国のエンタメ界に生きる人々は、老若に関係なく、本当にフレンドリーでファン思い。こうしたファン・サービスもたまに見られるが、サインやツーショット撮影には時間さえあれば気軽に応じてくれる。このようなニュースに触れると、いつも思う。日本のアイドルたちは、ファンとの距離があまりにも遠いなぁ…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)